ニキビ肌主婦のツレヅレ日記

14歳から重症ニキビ体質。2022年8月から肌断食をスタートし、合成界面活性剤を使わない健康的な肌を目指す。

化粧のこと

美容というパラダイム

上記の記事を読み、ハッと目が醒めました。

「そうそう、私が言いたかったのはこういうことなのだ」と、思わず膝を打ちたくなるほど。

 

特に最後のこの部分には感動してしまった。

 この「化粧パラダイム」は強力だ。何しろ,パラダイム内部の住人の数はほぼ全ての女性,つまり人類の半分である。この人たち(=女性全て)が「化粧をしない方が肌の状態がよく,皮膚の老化も防げる」ということを誰かが言い始めても,それが世界中の女性に伝わることなんて,まず絶対にあり得ないだろう。パラダイムシフトを起こそうにもこれほど信者が多い場合には不可能ではないかと思われる。

ということで、私も頑張ってノーメイクの良さを広めるのは諦めようと思います笑

恐らく、私が「化粧品はこんなに恐ろしいものなのだよ」といくら声高に主張しても、「まぁそうだよねー。でもすっぴんで外なんて歩けないよー。」などと言われて終わるのが関の山。

実際に化粧品(合成界面活性剤)の使用をやめる人はほぼいないのではないかと思います。

特に、肌の強い人は「化粧品=肌に悪い」なんて戯言にしか聞こえないのでは。

 

化粧品そのものが悪いのではなく、「化粧はマナー」だとか「化粧をしないなんて女として終わってる」のような非科学的で宗教じみた価値観こそが悪の根源だと思う。

しかも厄介なのが、そういった価値観は物心がついた頃から植え付けられているということ。いかにも善人のような顔をして。これまた厄介。

 

私も最近まではその価値観に縛られて、毎日欠かさず化粧品を顔に塗りたくってきました。10年近くになるかな。

今では考えられないですが、休日でさえもすっぴんは肌に良くないからと化粧下地やらフェイスパウダーやらを塗っていました。

学生時代は、化粧品の華やかさに魅了され、コスメディア(コスメをレビューして記事執筆するWEB媒体のこと)のライターとして仕事をしていました。

当時は「化粧品こそが肌を綺麗にする」と信じて疑わず、日々あらゆる化粧品を試していましたね。

なんでそんなことをしていたのか、と昔の自分を責めたくもなりますが、化粧品漬けだった日々があったからこそ、それでも肌は一向に良くならないということを知ったからこそ、やはり化粧品(合成界面活性剤)は肌に良くないのだと確信することができました。

 

だって、そんだけ使い続けてても治らないなんて冷静に考えておかしいじゃん。

 

合成界面活性剤

こちらは、いろんな化粧品で油性マジックが消えるかどうかを試した実験記事です。

これもすごいです。

昔愛用していたNOVが出てきて、ヒョエーっとなりました。

特にデパコスの洗浄力(?)は目を見張るものがあり、「もう2度とデパートの化粧品フロアには近づかないようにしよう・・・」と静かに決心しました。

 

 

twitterの肌垢を見ていると、肌に悪いと思われるものを徹底的に排除していくタイプと、美容皮膚科や化粧品、医薬品の力を積極的に借りるタイプの2通りが見受けられますが、後者の方が圧倒的に多いことからも化粧品(美容)業界の強さをまざまざと見せつけられているような気がします。それとも前者は「いっても分からないだろうから」と声を上げることに疲れてしまっただけ・・・?