ニキビ肌主婦のツレヅレ日記

14歳から重症ニキビ体質。2022年8月から肌断食をスタートし、合成界面活性剤を使わない健康的な肌を目指す。

病院嫌いの夫の肌が綺麗なのはなぜ

私の夫は、人生でほとんど病院に行ったことがない。

彼のお母さんが病院嫌いだそうで、風邪をひいても怪我をしても病院には行かず自力で治してきたようなのだ。

詳しく話を聞いていると、夫が子供の頃に勢い余ったドライバーが親指と人差し指の間にぶっ刺さり、大きな穴が空いてしまったそうな。普通だったら慌てて病院に駆け込むところだが、彼は絆創膏を貼るだけで治してしまったのだという。(今も穴が空いてたとは思えないほどきれい!)

方や私は、ニキビ一つできると皮膚科へと駆け込むほどで病院への信頼度はかなり高い。いまでこそ皮膚科での治療に疑問を抱き始め、足が遠のいているが、思春期の頃は「皮膚科へ行って診てもらえばもう安心」と定期的な皮膚科への通院を精神安定剤のように捉えていた。

実際のところ「病院に行けばもう安心」なのかというと、そんなことはない。

その証拠に、皮膚科に一度も行ったことのない夫はニキビ一つない健康的な肌で、皮膚科のヘビーユーザーだった私は年中ニキビに悩まされている。

夫に出会うまでは比較対象がなかったので、皮膚科=治らない、なんて発想は微塵もなかった。(むしろ皮膚科=神とさえ思っていたほど)

夫は化粧品も使っておらず、たまにニキビができても気にしないという。「ニキビが治らないから皮膚科へ行かなきゃ!」と焦る私の様子にもやや懐疑的なようだ。

そんな夫と一緒にいるうちに、「肌をきれいにするため」と喜んで使っているこの化粧品たちがむしろ肌を悪くしているのでは・・・・・・?という大きな疑問が浮かんできたのである。

私は長年化粧品を愛用して肌を痛めつけてきた歴史があるため、化粧をやめたからといってすぐに夫のようなもち肌にはなれないのかもしれない。しかし、これから先何十年、何があっても化粧品に手を出さないことだけは確かである。また、いつまでも治らない皮膚科への通院ももうしないだろう。